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症状の傾向


潰瘍性大腸炎で最初に気づく症状は下痢です。1日に何回もトイレに駆け込むよな状態になります。それが続くと便意はあるのに何度トイレにいってもすっきりしない「しぶり腹」という症状がおこることもあります。そのうちに、大腸の炎症がすすみ、粘膜の表面が傷つくことで、少しの刺激で出血しやすくなります。そうなると、血や膿、粘液などが便に混じるようになり、腹痛に悩まされるようになります。

また、症状がよくなったり、悪くなったりを慢性的に繰り返すのがこの病気の特徴です。症状がなく炎症がない時期を緩解期、症状がでて具合が悪くなる時期を活動期といいます。通常は、緩解期と活動期を繰り返すことになります。

また、潰瘍性大腸炎は発病から5年がピークで、それ以降は症状が落ち着く傾向があります。ですので、最初の5年間は十分に気をつけて治療を行うのが肝心です。

自覚症状

潰瘍性大腸炎の自覚症状は、進行度によって変化します。

進行度 症状
初期 下痢下痢、血便がよくみられます。1日に何度もトイレに行くようになり、違和感を感じるようになります。
中期 お腹の痛み粘血便(膿や粘液が血にまじる)、下腹部の痛みが顕著になってきます。
後期 発熱下痢や血便といった症状のほか、発熱、体重減少、吐き気、嘔吐、頻脈、貧血といったような全身症状が現れます。

※ ここにつけた進行度は当サイトのオリジナルで医学的な根拠はありません。

また、まれですが激烈な症状が発生して「大出血」「穿孔」「中毒性巨大結腸症」などがおこると、緊急手術が必要になります。

  • 「大出血」-1日に出血量が1000mlに達する
  • 「穿孔」-大腸の壁に穴があく
  • 「中毒性巨大結腸症」-激しい炎症のため腸管の動きが麻痺して拡張する

症状の現れ方

潰瘍性大腸炎の症状の現れ方は、病気の経過によってさまざまです。以下に代表的なものをご紹介します。

症状の現れ方 特徴
再燃緩解型 再燃と緩解を繰り返す
慢性持続型 初回の発症から6ヵ月以上活動期にある。緩解期はほとんどみられない
急性劇症型 激烈な症状で発症。重篤な合併症を伴う
初回発作型 発作は1回のみ。再燃緩解型に移行することもある

また、病気の状態の変化によって症状の現れ方は以下のように分かれます。

特徴
直腸炎型 炎症が直腸だけにとどまる
左側大腸炎型 炎症が直腸から下行の結腸におよぶ
全大腸炎型 大腸全体へと炎症がすすむ
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