どんなときに入院になる?
症状が強く病院での治療が必要なケース
症状が強くて安静が必要な場合、入院しかできない治療が必要な場合は入院となります。
症状に関しては、下痢回数が極度に多くゆ輸液が必要、腹痛が高度、発熱が続く、高度な貧血を呈するといった場合です。これらのなかで、何か一つでも症状が強ければ入院が考慮されます。
多くの病院では厚生労働省の軟知性炎症性腸管障害調査研究班の治療方針に従い、食事を絶食にして高カロリー輸液を行い、ステロイド点滴や抗生物質投与が行われます。軽快すればステロイドを減量し、栄養の経口摂取を行います。
また、再燃として症状が現れた場合でステロイドを使用したくないときは、血球成分除去療法を重点において治療します。
入院が長引く場合は感染症対策も重要です。
治療で入院が必要な場合は、中等量のステロイドに効果がなく、プレドニゾロン増量が考えられるとき、や、血球成分除去療法を集中的に行うとき、輸液が持続して必要なときなどです。
入院中の治療
| 治療法 | 内容 |
| 中心静脈栄養療法 | 輸液で栄養補給を行う方法です。まったく食事ができない患者さんでもエネルギー補給が十分可能です。 |
| ステロイド強力静注療法 | プレトニゾロンを投与します。効果が高い方法ですが、副作用が多いことが問題です。糖尿病の悪化、骨粗鬆症などに派要注意です。にきびやムーンフィイスはステロイドを減量すれば軽快します。 |
| 血球成分除去療法 | 肘の徐脈から血を取り、炎症の悪化に関与すると考えられている細胞を処理して、血液を反対の肘静脈に返す治療法です。正確なことはわかっていませんが、ステロイドに抵抗性のある患者さんの半数以上に有効だといわれています。 |
| シクロスポリン持続静注療法 | 免疫調整剤の一種を投与する方法です。ステロイド無効の場合でも6割近くの患者さんに効果が期待できるといわれています。日本では保険適応となっていないので、多くの病院では使用困難です。 |
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